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その2 白熱電球の代わりに何を選ぶ ?

省エネ電球は、LEDだけじゃない。

世界的に白熱電球が廃止される動きが広がっています。そこで注目されるのが、省エネ・長寿命のL E D 電球。リフォームを機に、家じゅう全部LED照明に、と計画されている人もいるかもしれません。

でも、ちょっと待った。高価なLED電球の前に、リーズナブルな「電球形蛍光灯」という選択肢も忘れてはなりません。LED電球と電球形蛍光灯、そのいちばんの違いは、光の広がり方にあります。LED電球は前方に光を照射しますが、電球形蛍光灯は白熱電球と同じように全周囲に発光します。そのため、シャンデリアやブラケットなど演出効果の高い照明に向いています。次に消費電力ですが、白熱電球60W形で比較すると、LED電球は9.2W、電球形蛍光灯は10Wでほぼ同じ(※)。寿命はLEDの方が3倍以上長くなりますが、白熱電球から電球形蛍光灯に替えるだけで、約80%も電気代を節約することができます。電球形蛍光灯の省エネ効果もさほど見劣りするものではありません。

【パルックボール プレミアQ(パナソニック)】
  • 一般電球形状一般電球形状
  • ボール電球形状ボール電球形状
  • 発光管露出形発光管露出形

最後に、光の色。一般的なLED電球は2種類の色が用意されていますが、電球形蛍光灯は、夕方のあたたかい色味の「電球色」、午前10時くらいのニュートラルな明るさの「ナチュラル色(昼白色)」、真昼の太陽光に近い「クール色(昼光色)」の3色が選べます。たとえば、洗面室などには、お化粧するとき肌の色が忠実に見えるナチュラル色、だんらんの食卓やリビングには電球色と、シーンや好みに合わせて使い分けできる良さがあります。

このように比較していくと、現時点では電球形蛍光灯の方が白熱電球の代替として、よりバランスのとれた光源といえそうです。ただし、電球形蛍光灯は明るさをコントロールする調光器には対応していません。それに対し、LED電球には調光器に対応した商品(調光対応形)がありますが、完全に白熱灯に代替できるとは言いがたく、新たな技術開発が待たれるところです。

将来的にはLED電球がさらに進化し、電球形蛍光灯に取って代わる時代がくるかもしれません。しかし、今すぐの選択では、長寿命で取り替えの必要がないLED電球、白熱電球により近い光を再現する電球形蛍光灯、それぞれのメリットを活かし、場所に応じて選んでいくのが、かしこい選択といえそうです。



お話を聞いた人 … 杉本 浩さん(パナソニック株式会社 ライティング社・照明事業ビジネスユニット・営業グループ 商品企画チーム チームリーダー)

※ LED電球「EVERLEDS」LDA9D-Hと電球形蛍光灯「パルックボールプレミア」EFA15ED /10HS との比較。パナソニック調べ。

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