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Trend & topics トレンド&トピクス14『グリーンカーテン』は究極の日射対策!

自然でしかも涼しくなるだけじゃない!

2011年は夏の室内の暑さ対策として、グリーンカーテンが注目されました。その傾向は2012年以降も続くと考えられます。
ここでは、なぜグリーンカーテンが室内の暑さ対策に有効なのか、その基礎について解説します。

夏に室内が暑くなる原因と対策の種類

室内の温度を上昇させる原因には、主に日差し、放射熱、熱風の三つが挙げられ、主に窓から室内に侵入します。また、それらの熱源は元を辿ればすべて日射に起因しています。

とくに近年の断熱性能の高い住宅では、窓から入ってきた熱はなかなか外に逃げず室温が上がってしまいがちです。よって、室温の上昇を抑えるためには、①日差しを遮る ②照り返しを防ぐ ③熱風を入れないことがポイントになります。

そのための手段としては、カーテンやブラインドなどを使って室内で防ぐ方法と、簾(すだれ)や葦簀(よしず)を利用して室外で防ぐ方法の大きく二つに分かれます。ここでは、同じ室外で防ぐ方法のなかでも、より効果の高い、植物の力を活用する「グリーンカーテン」について、その原理や長所を解説します。

どんな植物がグリーンカーテンに向いているのか

グリーンカーテンに利用できる蔓植物はさまざまですが、一年草(または多年草)か木本性(もくほんせい)か、巻き付き型かひげ伸ばし型かの違いのほかに、遮熱性、収穫の有無、観賞性などにそれぞれ特徴があります。

一年草(多年草)は特定の時期に管理が集中しますが、木本性では年間を通じて簡易な管理が必要です。また、ゴーヤやヘチマといった巻き付き型は生長が速いのが特長で、ブドウのようなひげ伸ばし型は比較的ゆっくりと拡散していきます。さらに、収穫重視か観賞重視かなど、どの点にこだわるかによって、選ぶ品種は変わってきます(何種類か代表的な蔓植物の例を挙げています)。

ニガウリ(ゴーヤ)

ニガウリ(ゴーヤ)

育てやすく葉も密に茂ります。

アサガオ

アサガオ

育てやすく葉も密に茂ります。

スイカズラ

スイカズラ

初夏に白い花をつける観賞性の高い品種です。

フウセンカズラ

フウセンカズラ

ハート型がついた特徴ある種がたくさん取れます。

ヒョウタン

ヒョウタン

過湿に弱いため乾燥気味に育てます。

クレマチス

クレマチス

別名テッセン。
非常に美しい花を咲かせます。

グリーンカーテンならではのよさ

グリーンカーテンは、日射と放射熱を窓の外側で遮った上で、葉からの蒸散効果でグリーンカーテン自体の温度上昇も防ぐことができ、簾や葦簀以上に窓表面の温度を低く保つことができます。

加えて、育てて収穫するという愉しみや、室内から涼しげな景観が得られ生活に季節感が生まれるといった、自然を活用する方法ならではのよさがあります。

しかしその一方では、「植物の面倒をみるのはたいへんじゃないの?」と煩わしく思うかもしれません。以下では、初めてグリーンカーテンに挑戦する方向けに、蔓植物をネットで育てる場合について、その基本を取り上げます。

ヘチマ

ヘチマ

葉が大きく、間延びするので、他品種と組合せます。

ヤブガラシ

ヤブガラシ

数年間に渡り密で元気な葉を茂らせてくれます。

キュウリ

キュウリ

葉が大ぶりで、短期間で枯るため、他品種と一緒に。

蔓を這わせるネットの種類

●以下のような観点で選ぶとよいでしょう。

大きさ
窓よりひとまわり大きめ。固定部分も含めて余裕のあるサイズのもの。
目の細かさ
目安は10~15㎝程度で、極端に目が細かいものや粗いものは避ける。
目の形
正方形と菱形がある。アサガオなど、上にまっすぐ伸びる品種には正方形がより絡みやすく適しているが、大差はない。
素材
樹脂製が扱いやすいが、片付け時に蔓ごと堆肥にしたり、燃えるゴミとして処分したりする場合には天然素材を選ぶ。

ネットの設置場所(方角)による留意点

設置場所の向き(方角)による留意事項があります。

【南向き】高い角度からの日差しに合わせて、斜めに取り付けることで陰を広くし、同時に出入りしやすいように足元を広くとる。
【東・西向き】横からの日差しに対応するよう垂直に取り付けるが、窓から近すぎて出入りに支障が出ないように注意する。

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