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Trend & topics トレンド&トピクス15『日射対策』で快適な夏を

安くて涼しい日差しの遮り方とは?

だれしも、暑い夏は日差しを遮って風通しよく、寒い日は日光を十分に取り入れて、一年を通して快適にすごしたいものです。
では、電力や工事に頼らず、すぐにできる工夫にはどんなこと考えられますか? 日射をコントロールする方法について考えてみましょう。

日射遮蔽部材の日射遮蔽係数

日射による暑さを抑えるには、窓の外側で日差しを遮ることがポイント

財団法人建築環境・省エネルギー機構の実験によると、日射遮蔽部材の設置位置(屋外・屋内)や種類により日射遮蔽係数は大きく異なります。日射遮蔽効果は、遮蔽物を外に取り付けたほうがはるかに大きくなることがわかります。

図は、短板ガラスを通った日射の室内への侵入量(透過量)を1.00としたときの、それぞれの遮蔽方法における日射侵入量を指数で表したものです。

窓の外で日差しを遮るものは、なにも外付けブラインドだけではありません。

下記のような工夫なら、工事不要ですぐにでも実施できますね。

簾(すだれ)

簾(すだれ)

公家や大名が室内で使っていた御簾(みす)に由来し、竹を細かく割いて太さを揃え、糸で一本ずつ編んでつくられます。
室外用の多くは葦(あし)でできています。掛け簾と立て簾がありますが、立て簾は一般的に葦簀(よしず)と呼ばれています。

通常、室外の軒下に掛け、窓から10~15cmくらい離して吊り下げるのが効果的です。室外に掛けられない場合は、次善の策として室内に掛けてもいいでしょう。

葦簀(よしず)

葦簀(よしず)

葦簀は、3mほどの葦を糸で結びつなげてつくられます。基本、立て掛けるだけですから手軽に設置できます。軒下が広ければ、内側を寛ぎスペースにすることもできます。
外の気温が室内よりも低くなる夕方以降は葦簀を畳んだほうが涼しくなりますから、さっと畳んで端に寄せておきましょう(断熱効果もあるので、冬に使っても効果があります)。

簾も葦簀も国産のものは高価ですが、輸入品は数百円から購入できます。また、最近はハイテク素材のものも販売されています。
さらには、葦簀に水を掛けたり地面に打ち水をしたりすれば、室内に入ってくる風が2℃ほど下がります。
また、簾や葦簀の周囲に植物を配しておくと、葉から蒸散する水分で周囲の温度を下げる効果が得られます。

なお、参考までですが、住環境計画研究所の実験によると、簾を掛けることによって床の温度は34.2℃から32.9℃に低下、葦簀を設置することによって床の温度は40℃から34℃に低下し、窓枠の温度は45℃から36℃に低下したそうです。
また、グリーンカーテンの外側が46℃のとき、内側では38℃だったそうです。

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